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さて、ここではボク自身のBlue & Whiteについて少しご紹介しましょう。

このマシンはいわゆるRev.Bのマザーボードを持つ、後期型のBWです。CPUのクロックスピードは400MHz、1MHzのバックサイドキャッシュとDVD-ROMドライブを備えた中位モデルでした。

BWの登場当初はそのアクの強いデザインに後ずさりしたものの、その先進性や機能性を知るほどにこのマシンに惹かれるようになっていきました。それを手に入れるきっかけとなったのが、スピードバンプと細部の改修を中心としたマイナーチェンジだったのです。

シリーズ全体が50MHzずつ嵩上げされ、ユーザーから指摘されていた不満点が細部に渡って改修されるというその発表を見た瞬間、職場からなじみのショップに予約の電話を入れてしまったほどです。おバカですねぇ。(^-^;;;

それまで使用していたのは台湾UMAX Computer社製のMac OS互換機「Supermac J700/225AV」でした。このマシンは、225MHzのPowerPC 604eを搭載し、拡張性にも優れたバランスのよいマシンでした。さらにボクはこのマシンに、275MHzのG3アップグレードカードを搭載して高速化を図っていましたから、正直、パフォーマンス的には当時の最新マシンにも大きく劣らないはずだと自負していました。

しかし、BWに触れてみての第一印象は、やはり純正のG3マシンの威力をまざまざと見せつけられたという気持ちでした。すべてが機敏であり、そして安定していることに驚かされた記憶があります。もっとも、安定ということに関しては、当時使っていたインテリジェントタップ(PowerKey Pro)との相性が悪く、電源のオンオフに伴うトラブルが出たりもしました。このあたり、最後のレガシーインターフェイスとして残されたADBポートまわりの問題という感じで、結局そのタップの使用をあきらめることになってしまいましたが、以後、安定した環境が得られています。

以後、外付け周辺機器については別項に譲るとして、本体周りに加えた拡張についてまとめてみましょう。

メインメモリ増設>標準の64MBメモリでは当然の事ながらお話にならないので、128MBのSDRAM-DIMMを2枚増設、合計320MBとなっています。いずれも単価が9000円程度の時期に購入できたので、とてもお得でした。仕様的にはPC100-CL2のものを使っているため、システムプロフィールでも「低速なメモリ」などと表示されなくて済みます(笑)。
ハードディスク換装>標準搭載の6GBHDは早々に降ろしてしまい(別のマシンに移植)、現在はSeagate社製のST328040A、通称バラクーダATAの28GBと、iMac DVから移植したMaxtor社製10GBを1番ベイに重ねて搭載しています。Rev.BのYosemiteマザーということもあって、換装に伴うトラブルは皆無でした。
ビデオカード換装>別項にあげるデジタルインターフェイスの液晶ディスプレイを接続するため、専用インターフェイスを持つFormac社製の高速ビデオカードProFormance3(16MBVRAM)に換装。当然66MHzPCIバスに装着しています。標準装着のATI Rage128ビデオカード(DVDデコードチップ搭載)を外してしまったため、現在はDVDビデオの再生ができなくなっています。
SCSI I/Fカード装着>外付けCD-R/RWドライブMOドライブなど、まだまだSCSI機器との縁が切れないため、SCSIカードを装着してあります。定番Adaptec社製のカードが、この時期珍しくいろいろな問題を引き起こしていたため、開き直ってCentury社製の低価格カードを選択しました。UV820/MACというSCSI-2対応の製品です。これも出荷直後はファームウェアの熟成不足からスキャナーなど一部製品との相性問題がありましたが、その後ファームウェアアップデートも行われ、現在では非常に安定したものになっています。
DVDデコーダカード装着>前記のようにビデオカードの換装によって、せっかく搭載されているDVD-ROMドライブが宝の持ち腐れになっているため、後付けのデコーダカードの装着を試みています。REALmagicDVD HOLLYWOOD+という、AT互換機の世界でも定評のあるカードですが、こちらは現在まだ十分な時間がとれないため、また後日レポートします。デジタルインターフェイスの液晶ディスプレイを使用している関係上、通常のようなループバック接続のオーバーレイ表示が利用できないため、TV出力による視聴を予定してるのですが、テレビの置き場がないもので……。


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